お祭りやマルシェ、グルメフェスに初めて出店するとき、いちばん迷うのが「何を揃えればいいのか」です。実際の募集要項には「テントは出店者側で準備」「火気使用の場合は消火器を各自用意」「電源の提供なし」といった条件が並び、イベントごとに求められる装備は少しずつ違います。この記事では、当サイトに掲載されている出店募集で実際によく見る条件をもとに、イベント出店に必要な機材をカテゴリー別に整理しました。
まず揃えたい設営の基本
屋外イベントの多くは「ブース(区画)だけ提供、設営物は出店者が準備」という形式です。テント・重り・作業台は、ジャンルを問わずほぼすべての屋外出店で使う基本装備です。
テント(3m×3mが定番)
募集要項で最も多い指定が「テントサイズ3m×3m」です。当サイト掲載のイベントでも、テント持ち込み可の案件はこのサイズを基準にしていることがほとんどです。設営人数が限られる個人出店では、フレームを広げるだけで立ち上がるワンタッチ式が扱いやすいでしょう。
3m×3m ワンタッチタープテント
イベント出店の定番サイズ。募集要項で「テントサイズ3m×3m」と指定されるイベントが最も多く、1人〜2人で数分で設営できるワンタッチ式が主流です。
- ✓多くのイベントの指定サイズ「3m×3m」に対応
- ✓ワンタッチ式なら設営・撤収が短時間で済む
- ✓白無地はジャンルを問わず使いやすい
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テントウェイト(重り)
屋外会場では突風によるテントの飛散・転倒が最も多い事故で、「ウェイト必須(1脚10kg以上)」のように重量まで指定するイベントが増えています。ペグが打てない舗装地の会場ではウェイトが唯一の固定手段になります。
テントウェイト(重り)
テントの脚に固定する重りです。屋外イベントでは突風によるテントの転倒事故防止のため、ウェイトの設置を義務付ける主催者が増えています。
- ✓1脚あたり10kg以上を求めるイベントが多い
- ✓注水式は運搬が楽、コンクリート式はより安定
- ✓4脚分セットでの用意が基本
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横幕(サイドシート)
横からの日差し・風・砂ぼこりを防ぐ幕です。調理をするブースでは風で火が揺れるのを防ぐ効果もあり、風の強い会場では設営の安定感が大きく変わります。
テント用横幕(サイドシート)
テントの側面に取り付ける幕です。横からの日差しや風、砂ぼこりを防ぎ、調理スペースの目隠しにもなります。
- ✓風上に張ると調理の火が安定しやすい
- ✓透明タイプは光を通しつつ風を防げる
- ✓テントのサイズに合ったものを選ぶ
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店名幕・看板(ターポリン)
人通りの多い会場では、遠くから店名とメニューが読めるかどうかで立ち寄り率が変わります。雨に強いターポリン幕をテント前面に付けるのが屋外出店の定番スタイルです。
ターポリン幕・店名看板
店名やメニューを印刷した屋外用の幕・看板です。雨に強いターポリン素材が屋外イベントの定番で、テント前面に取り付けて使います。
- ✓遠くからでも店名・商品が伝わり集客に直結
- ✓ハトメ付きならテントに結束バンドで固定できる
- ✓デザイン入稿型のオーダー品も選べる
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折りたたみ作業台
陳列台・調理台・受け渡し台と、1台で何役もこなします。会場でテーブルを借りられないイベントも多いので、車に積める折りたたみ式を用意しておくと安心です。
折りたたみ作業台・テーブル
商品陳列や調理台として使う折りたたみテーブルです。会場で借りられないイベントも多く、車に積めるサイズの軽量なものが便利です。
- ✓高さ調節できるタイプは陳列・調理兼用にしやすい
- ✓天板が樹脂製なら汚れてもすぐ拭ける
- ✓180cm幅が定番。ブース幅に合わせて選ぶ
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調理・保冷の機材
飲食出店では調理機材に加えて、食材の温度管理が保健所の許可条件として求められます。夏場の屋外は特に保冷力が重要です。
鉄板・グリドル
焼きそば・お好み焼きなど屋台の主力メニューに使う機材です。LPガス式は火力が安定しますが、「火気使用可・LPガス可」のイベントであることが前提になります。募集要項の火気条件を必ず確認しましょう。
鉄板・グリドル
焼きそば・お好み焼きなど屋台メニューの主力機材です。LPガス式のグリドルは火力が安定し、大量調理に向いています。
- ✓LPガス式は火気使用可・LPガス可のイベントで使用
- ✓厚めの鉄板は温度ムラが少なく焦げにくい
- ✓サイズは提供数とテント内の動線に合わせて
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クーラーボックス
食材とドリンクの保冷は臨時出店の基本です。真夏の屋外では保冷剤が数時間で効かなくなることもあるため、保冷力の高いハードタイプを食材用・ドリンク用で分けて使うのがおすすめです。
大型クーラーボックス
食材・ドリンクの保冷に必須の機材です。保健所の営業許可(臨時出店)でも食材の温度管理は必ず確認されるポイントです。
- ✓真夏の屋外では保冷力の高いハードタイプが安心
- ✓食材用とドリンク用で分けると衛生的
- ✓キャスター付きは会場内の運搬が楽
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ポータブル冷蔵庫・冷凍庫
2日間開催のイベントや冷凍品を扱うメニューでは、氷に頼らず温度を保てるポータブル冷蔵冷凍庫が活躍します。電源のない会場では発電機やポータブル電源との組み合わせが前提になります。
ポータブル冷蔵庫・冷凍庫
電源やポータブル電源で動く車載対応の冷蔵冷凍庫です。氷が不要で長時間の温度管理ができ、2日間開催のイベントでも安定します。
- ✓-20℃前後まで冷える機種なら冷凍品も扱える
- ✓AC/DC両対応だと搬入前の車内でも使える
- ✓電源なし会場では発電機・ポータブル電源と併用
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電源まわり
当サイト掲載のイベントでも「電源の提供なし」「発電機持込可(防音型のみ)」「発電機不可」など電源条件はさまざまです。ここが確認不足だと当日に機材が動かせない事態になりかねません。
インバーター発電機
電源提供のない会場で冷蔵庫・照明・調理家電を動かすための機材です。周波数が安定したインバーター式なら精密な家電にも使えます。「発電機不可」のイベントもあるため、購入前に応募先の条件確認が必須です。
インバーター発電機
電源の提供がない会場で機材を動かすための発電機です。周波数が安定したインバーター式なら冷蔵庫や調理家電にも使えます。募集要項では「発電機持込可/不可」が分かれるため必ず確認しましょう。
- ✓静音タイプは住宅地に近い会場でも使いやすい
- ✓使う機材の合計消費電力より余裕のある出力を選ぶ
- ✓「防音型のみ可」などの条件があるイベントも
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屋外用コードリール
会場の電源提供がある場合でも、電源位置からブースまで距離があることは珍しくありません。屋外では防雨型のコードリールが基本です。
屋外用コードリール(防雨型)
会場の電源やブース位置が離れている場合の延長コードです。屋外では防雨型・接地(アース)付きのものが求められます。
- ✓屋外イベントでは防雨型が基本
- ✓20m〜30m巻があると電源位置を選ばない
- ✓巻いたまま大電流を流さない(発熱防止)
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LED照明
夜まで営業する夏祭り・夜市では照明が実質必須です。LED投光器は消費電力が小さく、発電機・ポータブル電源でも点けられます。
LED投光器・作業灯
夜まで営業する夏祭り・夜市での照明です。LEDなら消費電力が小さく、発電機やポータブル電源でも点けられます。
- ✓夜間営業のあるイベントでは実質必須の装備
- ✓電球色は食べ物が美味しそうに見えやすい
- ✓クランプ式はテントフレームに固定できる
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安全・衛生
火気と水回りの装備は、主催者や保健所から具体的に指定されることが多い項目です。
消火器(10型・ABC粉末)
「火気使用の場合は消火器を各自用意」という条件は、当サイト掲載の祭り・グルメ系イベントで非常によく見ます。指定がある場合は10型のABC粉末消火器が定番です。テント火気不可のイベントもあるため、火気の可否そのものも要確認です。
消火器(10型・ABC粉末)
火気を使用する出店で設置が求められる消火器です。「火気使用の場合は消火器を各自用意」と募集要項に明記するイベントが多く、10型のABC粉末消火器が定番です。
- ✓火気使用ブースは1本設置が求められることが多い
- ✓ABC粉末型は油火災・電気火災にも対応
- ✓使用期限(製造から約10年)を確認して携行
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ウォータータンク
調理や手洗いに使う水の確保です。臨時営業許可の条件として給水タンクの設置を求める保健所が多く、コック付きなら簡易手洗い場としても使えます。
ウォータータンク(給水タンク)
手洗いや調理用の水を運ぶタンクです。臨時営業の許可条件として「給水タンクの設置」を求める保健所が多く、コック(蛇口)付きが使いやすいです。
- ✓保健所の臨時出店許可で必要になることが多い
- ✓コック付きなら手洗い場として使える
- ✓10L〜20Lが持ち運びと容量のバランス◎
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暑さ・環境対策
夏のテント内は外気よりかなり暑くなり、火気を使う調理ブースではさらに過酷です。スタッフの熱中症対策も出店準備のうちです。
業務用扇風機・スポットクーラー
送風があるだけで調理ブースの作業環境は大きく変わります。電源のない会場では充電式ファンという選択肢もあります。火が揺れない位置への設置だけ注意しましょう。
業務用扇風機・スポットクーラー
真夏のテント内は想像以上の暑さになります。火気を使う調理ブースでは熱中症対策として送風機材があると作業環境が大きく変わります。
- ✓夏場の調理ブースの熱中症対策に
- ✓充電式ファンは電源のない会場でも使える
- ✓風で火が揺れない位置に設置する
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持ち物チェックリスト
ここまでの機材と、忘れやすい小物をまとめたチェックリストです。出発前の最終確認にどうぞ。
- ☐テント(3m×3m)・ウェイト・横幕
- ☐店名幕・看板・メニュー表
- ☐折りたたみ作業台・イス
- ☐調理機材(鉄板・コンロ等)と燃料 ※火気条件を要確認
- ☐クーラーボックス・保冷剤(またはポータブル冷蔵庫)
- ☐発電機・コードリール・照明 ※電源条件を要確認
- ☐消火器(火気使用時)・ウォータータンク
- ☐扇風機などの暑さ対策・飲料水
- ☐釣り銭・キャッシュレス決済端末・電卓
- ☐ゴミ袋・ウェットティッシュ・使い捨て手袋
- ☐ガムテープ・結束バンド・工具・雨対策のブルーシート
- ☐出店許可証・営業許可証・保険の控えなどの書類一式
まとめ:機材が揃ったら、次は出店先探し
必要な機材はイベントの条件次第で変わります。まずは応募したいイベントの募集要項を読み、テント・火気・電源の条件に合わせて優先度の高いものから揃えていくのが失敗しない順番です。イベントシュッテンナビでは、テント出店の可否・火気使用・発電機・電源などの条件を一覧で確認できる「現在募集中」の出店情報だけを掲載しています。機材の準備と並行して、次の出店先を探してみてください。
